昨日の発作の後は、どうも脳の興奮が治まらない感じで、
15時頃に飲ませた鎮静剤も、19時には目覚めてしまい、その後はまた徘徊。
でも、障害物はちゃんと避けるし、庭に出すとシッコもするし、名前を呼ぶと反応もする。
だたの徘徊とは違い、じっとしてられないという感じ。
結局、夜寝る前にまた少量の鎮静剤を飲ませて眠らせました。
夜中も何回かサークルの中で起き上がったけれど、
頭を撫でるとまた眠るという感じで朝を迎えました。
朝は割と普通な感じで、お散歩に行って昨日は出なかったも出たし、足取りもしっかり。
朝ゴハンも薬も食べれてとりあえず一安心。
病院へは午前最後の予約なので、昼前に出発。
今日は特に空いてて、ほとんど待つ事もなく診察室へ。
昨日からの状況などを話して、CT検査へ。
CTは最新鋭の機械なので、あっという間に撮影できるとのことで、
麻酔はもうかけられないランは、鎮静剤だけで無麻酔です。
診察室でいつもの鎮静剤を注射し、先生がCTの準備をしに行ってる間に、
しばらく抱っこしているとすぐにグーグー寝だした。
病院で緊張していると、家でのようには効かないかも、と少し心配していたけれど、大丈夫でした
寝たランを抱っこで2階のCT室に運び、いざ機械に載せる。
起き出すかな〜と心配してたけど、そのまま。
目は開いてるけど、体は寝てるって感じかな。
そして撮影開始。
少しだけ動画で撮ってみました。
初めは、横向きに寝かせた状態で撮影。
次に、うつ伏せ(フセ)の姿勢でも撮影。
どちらも、微動だにせず、、、お利口さん(?)で終了できました。
先生も、鎮静剤だけでここまで撮影できるとは〜って驚いてはりましたけど(笑)
こんな感じでグーグー
その後、CT画像を見ながらの説明。
MRIではないので、腫瘍そのものがハッキリと写ってる訳ではないのですが、骨の溶け具合等々から、、、
左の鼻腔にできた腫瘍は増殖し、鼻の中央の骨を溶かし、右の鼻腔にも広がっている。
また鼻腔から左目の裏側へ回り込み、左目を圧迫、
そして、左目の奥から脳との境にある骨を溶かし、前頭葉に達している。
呼吸その他の生命を司る部分へは浸潤は及んでいないので、すぐに生死に関わる事はなさそう。
鼻と口の間の骨も溶けていて、口の中にも腫瘍が出てきているかも、、
もし今後どんどん大きくなると、食べ物を飲みこみにくくなる可能性もあります。
前回、9月に撮った時には何もなかったので、急激に増殖している事は間違いはなく、、
これだけ骨を溶かしているので、痛みもそれなりにあるらしいです。
鎮痛剤や鎮静剤をうまく利用して、少しでも楽に過ごさせてあげたい・・。
前頭葉に浸潤すると、痙攣発作が起こりやすくなるらしく、抗てんかん薬で発作を抑えていくことになります。
だた、腫瘍自体がどんどん脳を圧迫していくと、もっとその他の症状も出てくるだろうと。
家に帰ったランは鎮静剤がよく効いてて、ずっと寝ていたけれど、19時頃から起き出した。
そして、どうも徘徊のように、ウロウロと部屋を歩きまわっています。。。
意識はしっかりとしているんだけれど・・。
これも一つの発作の形かもしれないな、と思っています。
これからも色々な症状が出てくるだろうけど、ランが楽な事を一番に考えてやっていこう。
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